カテゴリ:足尾の森を復活させよう( 46 )

「種は流れる」NHK1982年放映ビデオ

「森びとプロジェクト」「森びと教室」で
5月2日に1982年NHK放送「種は流れる」ビデオ鑑賞。
*昭和45年のものという紹介であったがその後村上氏に確認して1982年であったことを確認しました。

 これは元林野庁職員の村上氏が提供したものだそうで、「土曜リーポート」という番組の中で放送されたものだそうです。

 カラー、約25分ほどの非常に貴重な映像でした。林野庁による足尾での緑化を中心にした内容で、植生袋、ヘリコプターによる植物の石灰・種子・肥料などの産婦の様子が描かれていました。

 翌日、村上氏による九蔵沢現地見学会が終わった後に、ビデオをお借りして、「学悠館高校」での授業にさっそく使用させていただきました。

 ビデオはダビングさせていただきました。

 5月14日に足尾に行った際に、村上氏のご自宅に伺ってビデオを返却し、当時の話をお聞きしました。

 村上様 ありがとうございました。
[PR]
by watarasem | 2005-05-16 02:34 | 足尾の森を復活させよう

5月14日松木 臼沢(森びとプロジェクト)の様子

5月14日 松木 臼沢 森びとプロジェクト植樹地にいってきました。
5月3日に試験的に植樹されたその後の経過です(谷もこの植樹に参加しました。)。

ほとんどすべての苗木の新葉がシカ?に食べられていました。
斜面に対して右側(西側)の被害が大きいようです。左側(東側)は足場が悪いためにまだずべての葉を食べられるということはなかったようです。
(写真 ひとつの穴に植えた3本の苗のほとんどの葉が食べられている 谷提供)
b0019564_12473284.jpg


(写真 西側から東側をむいて ほとんどの葉が食べられている 谷提供)
b0019564_12414039.jpg

(写真 東側から西側をむいて まだ一部の常緑樹に葉が残っています。 谷提供)
b0019564_12425949.jpg


 全体で東側に植えられたコブシは被害が何故か少ないようです。
(写真 被害の少ないコブシの苗 谷提供)
b0019564_12443842.jpg


 一部倒れていた苗もありましたが埋めなおしておきました。
(写真 倒れた苗木 谷提供)
b0019564_12461258.jpg


 東側の苗を植えたすぐ上の穴の中に大量の糞がありました。シカの糞ではないようです。カモシカもしくはクマかもしれません。
(写真 大量の糞 谷提供)
b0019564_12501070.jpg


 この場所での動物対策はいろいろ考えなくてはならないようです。
[PR]
by watarasem | 2005-05-15 12:52 | 足尾の森を復活させよう

5月14日安蘇沢植樹地(わたらせ未来基金)の様子

 5月14日 午後 安蘇沢植樹地に行ってきました。

 ネットの内部にはまだシカなどは侵入していないらしく、4月30日に植樹した苗木や昨年・一昨年植樹した苗木から新葉が開いていました。

(写真 今年植えた苗から新葉 ヨシをまいたもの 谷提供)
b0019564_12173751.jpg

(写真 今年植えた苗から新葉 ヨシをまかないもの 谷提供)
b0019564_12191953.jpg


 この冬シカに枝の皮を剥かれた苗の根元からも萌芽がでていました。広葉樹のたくましさです。
(写真 この冬シカに皮を剥かれた上部が枯れた苗木 谷提供)
b0019564_12161144.jpg

(写真 上の写真の苗の根元から出ている萌芽 谷提供)
b0019564_12152198.jpg

 シカよけように今年枝に巻いたヨシの間からも開葉しだしています。
(写真 ヨシを巻いた間からでた新葉 谷提供)
b0019564_12213163.jpg


 30日に試験的にネットの外側に植えた苗木は新葉をシカに食べられていましたがヨシ巻きによって根元への被害はありません。 ヤシャブシの葉も同様です。
(写真 ネット外側苗木 谷提供)
b0019564_12252843.jpg


 ヨシを巻いたシカよけの効果が期待できるかもしれません。
[PR]
by watarasem | 2005-05-15 12:27 | 足尾の森を復活させよう

5月4日森びと教室(九蔵沢現地見学)

5月4日
午前
 講師:村上荘亮氏(元林野庁職員 足尾在住)
 テーマ「私が学んだ足尾の森」
 九蔵沢現地見学

まず、九蔵沢の林野庁研修施設において、村上氏が20年以上行ってきた緑化事業について説明がありました。
(写真 林野庁研修施設における説明 白いベストで説明する村上氏 谷提供)
b0019564_12461145.jpg

(写真 植生盤作成用プレス機 谷提供)
b0019564_1247191.jpg


 その後、外に出て見学会。特に地質・地形に基づいた緑化のやり方が説明されました。
(写真 もっとも職に植樹されたクロマツ林 昭和35年 下部の岩盤が炉質しているところは昔の川面 その後の崩壊で深い谷になった。 谷提供)
b0019564_1250584.jpg


途中、この冬に被害にあったヤマザクラがありました。現地ではシカかと思ったのですが、後で考えたらこの激しい剥き方はクマかもしれないですね。と村上氏と話をしました。クマならば爪あとが残っているはず。今度確認をしに行って着たいと思います。出たばかりの花と葉もサルにきれいに食べられていました。
(写真 シカ?クマ?に剥かれたヤマザクラ 谷提供)
b0019564_12543027.jpg

(写真 サルに剥かれた枝と食べられた花・葉 谷提供)
b0019564_12555836.jpg


 地質による崩壊の違いの説明を受けました。
(写真 地質によって崩壊度が異なる斜面 花崗岩の風化地域:右側の方が安定しない。谷提供)
b0019564_1258789.jpg

(写真 現地見学会の様子 谷提供)
b0019564_1259651.jpg

[PR]
by watarasem | 2005-05-06 12:42 | 足尾の森を復活させよう

5月3日森びと教室

5月3日
午前
 講師:宮脇昭(横浜国立大学名誉教授)
 テーマ「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」
 足尾環境学習センター

 宮脇昭氏の著書 「いのちを守るドングリの森」 集英社新書
の内容を中心に講演が約2時間半ほど行われました。

午後
 講師:宮脇昭氏(横浜国立大学名誉教授)
 テーマ「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」現地実習
 松木 臼沢植樹地

 植樹予定地である松木 臼沢植樹地で現地実習が行われました。
今回植樹された樹種は
シラカシ、ウラジロガシ、アラカシ、コナラ、アカガシ、クヌギ(以上はドングリ)、トチノキ、イロハモミジ、ヤマザクラ、ケヤキ、コブシ、カツラ、ナツツバキの13種

(写真 植樹した13種の苗木 谷提供)
b0019564_31333.jpg


苗の植え方を宮脇氏本人からご指導いただきました。方法は以下。
1.深さ50cm 大きさ50*50cmの穴を掘る
2.掘った穴の上などにあった草などを穴の底に根を上にして敷く。なるべく細かくしてから。
3.用意した腐葉土(1袋分ほど)と彫り上げた土をよーーく「まぜ!まぜ!」空気を土の中にいれる。
4.腐葉土と底に敷いた草の分だけ最初の地面の高さより少し盛り上がった状態に。
5.ポットごと水によくつけた苗木3本(根がポットに十分充満しているもの、なるべく別の種類)を「ほっこら」もりあがった土にスコップで穴を開けて、ポットをはずしてやさしく植える。
*植える苗木の種類を皆で声を出して確認。
「コナラ・コナラ・コナラ」
6.苗を運ぶときはポットごと持つ。決して枝を持って運ばない。赤ちゃんを扱うように「やさしく やさしく」
7.空気が根に入るように根元をあまり強く押し込まない。
8.水をかける。
9.周囲の草を刈り取って根元にマルチングとして敷く。

(写真 植樹の様子 谷提供)
b0019564_1228123.jpg

(写真 宮脇氏:麦わら帽子 自ら水をいれる 手前の苗木はシラカシ 谷提供)
b0019564_12291390.jpg

(写真 土と腐葉土をまぜまぜ 提供谷)
b0019564_12302574.jpg

(写真 やさしく苗木3本を植えつける 提供谷)
b0019564_12312198.jpg

(写真 掘り上げた穴の土壌断面:かつて行われた緑化の後がしのばれます。 提供谷)
b0019564_12335476.jpg

(写真 等高線沿いに一列植樹された苗木 中央から西を望む 谷提供)
b0019564_12352774.jpg

(写真 シカよけネットの補修 谷提供)
b0019564_1236879.jpg

(写真 植樹後の座談会 中央麦わら帽子が宮脇氏 谷提供)
b0019564_1237729.jpg


 食事後懇親会とロープワーク(目須田氏)
(写真 目須田氏による ロープワーク講習会 谷提供)
b0019564_12383652.jpg

[PR]
by watarasem | 2005-05-06 02:50 | 足尾の森を復活させよう

5月2-5日足尾 森びとP「森びと教室」に参加

5月2-5日
足尾でおこなわれた「森びとプロジェクト」の第Ⅰ期「森びと教室」に個人として参加してきました。

 参加者は「森びとプロジェクト」の母体となっているJR東日本労組関係者の他、栃木県内自治体職員、児童童話作家、NPOなど計39名の方が参加していました。

スケジュールは以下
5月2日
18時 銀山平キャンプ場集合(キャンプ場バンガロー泊)
     開会および懇親会
     1982年NHK放送「種は流れる」ビデオ鑑賞。
5月3日
午前
 講師:宮脇昭(横浜国立大学名誉教授)
 テーマ「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」
 足尾環境学習センター
午後
 講師:宮脇昭氏(横浜国立大学名誉教授)
 テーマ「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」現地実習
 松木 臼沢植樹地

 食事後懇親会とロープワーク(目須田氏)
5月4日
午前
 講師:村上荘亮氏(元林野庁職員 足尾在住)
 テーマ「私が学んだ足尾の森」
 九蔵沢現地見学
午後
 講師:小室良雄・須藤氏(足尾銅山鉱山史研究家 労働運動史など)
 テーマ「足尾銅山の歴史と人物・その人生」
 龍蔵寺、本山坑跡現地見学

 講師:小野崎氏・池野氏など「足尾歴史館」楽迎員
 テーマ「足尾町の歴史」


 食事後懇親会と岸井委員長挨拶など

5月5日
午前
 講師:森田正光氏(TBSお天気キャスター)
 テーマ「異常気象と人間」

 講師:藤井暁氏(テレビ朝日アナウンサー)

午後
 閉講式
 岸井成格委員長(毎日新聞特別編集委員)
 目須田修事務局長(GOZAN自然学校)

 この教室は10月までに4回行われすべてに参加し、宮脇昭氏からの認証を得た修了生は、その後の「森びとプロジェクト」主催のイベントなどのインストラクターとなって一般参加者を案内することになるそうです。

 この教室の様子は、5月4日(月)TBSテレビ「みのもんたの朝ズバッ!」で放映されました。また、5月4日(月)の下野新聞、毎日新聞(栃木県版)にも掲載されました。

(第一回修了証 谷提供)
b0019564_051844.jpg

[PR]
by watarasem | 2005-05-05 18:07 | 足尾の森を復活させよう

4月30日 安蘇沢(わたらせ未来基金主催) 植樹デーに41名参加しました。

4月30日の足尾安蘇沢の植樹にご参加いただいた方々、ありがとうございました。おかげさまで今年も無事に植樹を終えることが出来ました。

植樹には、スタッフを含め、41名にご参加頂きました。

(写真 開会挨拶 足尾に緑を育てる会からの参加 秋野・相田・小川氏 提供谷)
b0019564_13135885.jpg

 今年は、冬は、足尾で越冬したシカが多かったため、シカ対策としてネットを張っていましたが、昨年までに植えていた苗にも、だいぶ被害が多くありました。
(写真 作業の様子 みんなで楽しく 提供 谷)
b0019564_13163645.jpg

そのため、今年は、苗を植えた後、苗の幹の皮を食べられないように、ヨシを巻きつけました。これまでも、緑化事業にヨシを活用をするために、ヨシを堆肥にして活用したり、苗の根元に細かくして敷き詰めたりと様々な使用方法を試してきました。今年も新たな実験をしました。

(写真 シカの食害よけにヨシを巻きました。 提供谷)
b0019564_1318999.jpg


とにかくシカ対策を考えないと足尾の植樹は、なかなかうまくいかないのが現状です。

(写真 シカに皮を剥かれて上部が枯れてしまった6年生ミズナラ苗木 提供 谷)
b0019564_13212496.jpg


(写真 参加者全員でパチ 提供谷)
b0019564_13221741.jpg


今回の植樹の様子は5月2日 朝7時半頃 NHK総合テレビ 「おはよう日本」の中で放映されました(首都圏限定)。
[PR]
by watarasem | 2005-05-03 13:08 | 足尾の森を復活させよう

4月30日 松木 臼沢(森びとプロジェクト)の様子

4月30日
安蘇沢植樹デーの後に松木 臼沢に行きました。偶然森びとプロジェクトの方に会いまして一緒に臼沢植樹予定地を見に行きました。

 24日に遠目でみたものはやはり シカによってこの冬に皮むきをされたニセアカシアでした。その他カラマツなどほとんどが皮むきにあっていました。
(写真 臼沢 東側斜面のシカによって皮むきされたニセアカシアなど)
b0019564_29857.jpg


 今年の冬は日光地域で雪が多かっため非常に多くのシカが越冬に足尾に来てそのシカによる樹木の皮むきは甚大だと聞いていましたが、その中でもこの松木村跡地付近はひどいようです。
(写真 臼沢の斜面 谷提供)
b0019564_295663.jpg


 この臼沢は栃木県によってすでに植樹されていましたが、その多くはシカによって食べられているとのことです。広葉樹を主体としたものなので、根付いているものもあるようでした。
 まだ葉がでていないのではっきりとはわかりませんけど、今後も来た時には見てみたいと思います。
[PR]
by watarasem | 2005-05-01 02:02 | 足尾の森を復活させよう

4月24日松木 臼沢(森びとプロジェクト植樹予定地)の様子

4月24日
大畑沢での植樹、安蘇沢下見の後 松木の臼沢を見てきました。東側のニセアカシアの幹が白くなっていました。
おそらくシカによって皮を剥かれた後だと思います。

(写真 臼沢 ヘリポートより 谷提供)
b0019564_202222.jpg

[PR]
by watarasem | 2005-04-25 01:56 | 足尾の森を復活させよう

4月24日足尾大畑沢(足尾に緑を育てる会)「春の植樹デー」

4月24日

 足尾で行われた「足尾に緑を育てる会」主催の「春の植樹デー」に参加してきました。

 前日(23日)からの前夜祭にも参加して、足尾に緑を育てる会のスタッフの皆様、立松和平氏、谷博之参議院議員、国土交通省の方や国際炭焼き協会の方などといろいろお話をしました。

 当日は快晴に恵まれて、満開の桜のなか非常に多くの方が参加しました。約1100名の参加があったそうです。昨年が800名ということですからまたまた参加者が増えたことになります。

 「わたらせ未来基金」からも10名弱の方が参加しました。

(写真 開会式の様子 谷提供)
b0019564_171150.jpg


 今年は、大畑沢植樹地の南側斜面で行われ、国土交通省が設置した階段が大渋滞の状況でした。道具や苗木は受付で「足尾に緑を育てる会」が受け取って索道を利用して植樹する場所に運ばれました。

(写真 大畑沢 南面での植樹の様子 谷提供)
b0019564_182674.jpg


(写真 大畑沢より足尾ダム 松木沢を望む 谷提供)
b0019564_1111060.jpg

 今回から新潟から送られてきた「炭」を土壌改良材として使用したそうです。
 当日の様子は下野新聞等に掲載されました。

*午後は30日に予定されている安蘇沢植樹地の下見と松木沢を見に行ってきました。
[PR]
by watarasem | 2005-04-25 00:53 | 足尾の森を復活させよう