渡良瀬湿地帯視察会(沼スギ林)

2月26日
「第1回授業レッスン会」の<オプション>として藤岡第二中学校と渡良瀬湿地帯の視察会が行われました。

 渡良瀬湿地帯においては、沼スギの話を見学しました。

 この林は約60年前に防波林として堤防沿いに植樹されたもので、沼スギの他にポプラなど様々な樹木が林務事務所によって植えられたそうです。

 当時の面影を残しているのはこの沼スギ林だけです。沼スギ(Taxodium distichum)は北アメリカ東部が原産で、ヒノキ科の落葉針葉樹です。樹形・樹皮はメタセコイヤに似ていますが、湿地では棍棒状の呼吸根を出します。樹形の美しさなどから公園や湿った緑地などに一時導入されました。
 林内にはいると呼吸根がみられます。国内では珍しい景観です。
 3月21日に行われる「ヨシ焼き」から林を守るために事前に周りのヨシを刈り取って防火帯が作られていました。

(写真 沼スギ林内)
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(写真 防火帯と沼スギ)
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(写真 見学会参加者の皆さん)
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# by watarasem | 2005-02-27 23:07 | 日本有数のヨシ原を守ろう

藤岡第二中学校ビオトープ視察会

2月26日
「第1回授業レッスン会」の前に<オプション>企画として藤岡第二中学校ビオトープ視察会が行われました。

 藤岡第二中学校の若菜先生にご案内を頂きました。

 藤岡第二中学校では丁度総合学習が始まった2000年に地域の題材として「渡良瀬遊水池」を学習しようということになって、2000年11月頃 当時「わたらせ未来プロジェクト」がプランニングされた時期とあいまって、飯島氏が学校に呼ばれて授業を行ったのがきっかけで、2001年2月に学校ビオトープが作られました。「お宝探しプロジェクト」として最も最初に作られたビオトープです。
 今年で4年目になります。その後、主にグループ学習でビオトープを利用してきたそうです。
この間、2003年には足尾で「足尾に緑を育てる会」の植樹地において体験植樹も行っています。

 学校ビオトープの調査は東京大学保全生態学研究室によって定期的に行われています。
(写真2004年9月14日学校ビオトープ調査風景)
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(写真2005年2月23日の学校ビオトープ)
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(写真2005年2月26日学校ビオトープ視察会)
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若菜先生には説明等をして頂きまして感謝いたします。また、午後からの「授業レッスン会」にも参加頂き現場での貴重なご意見をいただきました。
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# by watarasem | 2005-02-27 20:08 | 藤岡第二中学校

第1回「授業レッスン会」終了!

2月26日午後1時より
「授業レッスン会」が藤岡町立遊水池会館 2階 中会議室 で行われました。

 予約は20名強の方からありましたが、インフルエンザがはやりだしたようで、当日は17名の方が参加しました。

 宇都宮大学・東洋大学の若い学生の方が多く参加しまして、ビオトープを設置して頂いている藤岡第二中学校の先生も参加をいただきました。

 対象を小学校4-5年生に設定しまして以下の題材のデモが行われました。

題材1:「池に集まるトンボたち」・・・・・・・・・・・千野 繁
ねらい:トンボを題材として生きものの「体のつくり(生体)」「くらし(生活史)」「すみか(ハビタット)」を学び生きものの立場になって考えることができるようにする。
題材2:「ドングリは森の主役-ドングリが結ぶ渡良瀬川流域~・・・-」 ・・・・・・・谷 雅人
ねらい:身近なドングリとはどういったものかを理解し、足尾での植樹の重要性を学ぶ。

題材1では
 黒板を使いながら、「わたらせ未来プロジェクト」と連携している「アサザ基金」で実際に導入として行っている内容を「わたらせ未来基金」「アサザ基金」両方で活動している千野氏が行いました。

 内容はビオトープ設置の目的(①アサザを守る②メダカを守る③ビオトープにどんな生き物がくるか調べる)からいきものの①体のつくり ②くらし ③ すみか を基本において
・アサザの一年
・メダカのくらし
・ビオトープに集まるトンボ

 という展開で授業が進められました。

題材2では
 パワーポイントを使用して実際に「わたらせ未来プロジェクト」の内容であるドングリによる足尾での植樹の話を谷が行いました。

 内容は「ドングリとは何か?」ドングリが分布する植生、ドングリを主役とした森林に集まる生き物たち、「渡良瀬川流域とは?」渡良瀬川流域 足尾におけるドングリを使った植樹活動についての授業が行われました。

 今回の「レッスン会」の進行については、デモを行いながら途中 ポイントポイントで意見や訂正などを行いながら進められました。

 参加者よりいろいろな意見がありました。
 ・流れをつかむ
 ・多様性をどのように表現するか?
 ・ねらいを明確にしたストーリーづくり
 ・板書の方法
 ・問いかけ方式
 ・漠然と聞くのではなく2択3択で手を挙げさせる
などなど

 今後も定期的に同様の「授業レッスン会」を行っていくことが確認されました。次回は宇都宮大学の学生を中心として、行う予定です。

 会場の利用、機材などを貸与していただいた「アクリメーション振興財団」「利根川上流河川事務所」「藤岡町」には大変お世話になりました。
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# by watarasem | 2005-02-27 18:54 | 授業レッスン会

栃木女子高校のビオトープ土を採取!

2月23日
栃木女子高校ビオトープで使用する土を渡良瀬遊水池で採取し、学校への運搬作業を行いました。

採取した場所は、与良川水門から南に入った第二調節池内です。

当日は、非常にいい天気で、宇都宮大学からも学生さんが参加しました。

(写真 土採取掘削)
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(写真 掘削時に出てきたハタネズミ)
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(写真 土の運搬)
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(写真 ビオトープ池型づくり)
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(写真 形のできあがったビオトープ池)
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3月3日には栃木女子高校の生徒とともにビオトープが設置されます。
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# by watarasem | 2005-02-23 21:41 | 栃木女子高校

2月6日ワシ・タカカウント調査がありました。

2月6日(日)日本野鳥の会・栃木県支部主催のワシタカカウント調査が実施されました。

「わたらせ未来基金」の内田も参加しました。

以下本日の調査結果です。(9:45~12:30)
参加者50名強
チュウヒ8、ノスリ18、トビ29、ミサゴ5、チョウゲンボウ(♂2・♀2)ハヤブサ1、オオタカ4、ハイタカ1、ハイイロチュウヒ(♂1・♀3)

調査後(15:45~17:20)
コミミズク1、コチョウゲンボウ(♂1、♀3)、ハイイロチュウヒは塒入り♂3♀4でした。

猛禽類だけでない野鳥の有数の越冬地、枯れたヨシ原と野鳥たち。何度訪ねてもいいところです。
(写真:コチョウゲンボウ 内田氏提供)
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(写真:ハヤブサ若鳥 内田氏提供)
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# by watarasem | 2005-02-07 22:55 | 日本有数のヨシ原を守ろう

第1回「授業レッスン会」の案内

わたらせ未来プロジェクト第1回「授業レッスン会」

 「わたらせ未来基金」では渡良瀬川流域を通じた「わたらせ未来プロジェクト」を提案しています。この中で学校ビオトープを利用した「お宝探しプロジェクト」を東京大学保全生態学研究室などとともに行なってきました。本年度からは宇都宮大学教育学部も参加して環境教育プログラムと管理マニュアルの作成を行ないます。この度、「生きもの」を利用してどのような授業を行なうことができるかを会員・学生・教育関係者などとともに「授業のレッスン会」を行なうことになりました。同じ題材を使用して、授業対象学年などをいろいろ設定しながら行なっていきます。今後、同様のレッスン会を行なうことによって、環境教育プログラムと管理マニュアルを作成していきます。
 どうぞ、興味のある方はご参加下さい。

 日時:2月26日(土)
    午後1時~午後4時
 場所:藤岡町遊水池会館(2F中会議室)
     〒323-1104 栃木県下都賀郡藤岡町大字藤岡1778
 http://www1.odn.ne.jp/~aan53170/wtrs/zaidan/map-zaidan.htm
 上記URLのアクリメーション振興財団が入っている場所です。

 参加対象者:
  「わたらせ未来基金」会員、「お宝探しプロジェクト」参加学校関係者、宇都宮大学環境教育松居研究室関連、東洋大学エコップ、アサザ基金、その他今後積極的に「わたらせ未来プロジェクト」「お宝探しプロジェクト」に参加・協力を希望する方。
*参加希望の方は下記事項を記載して連絡先にご連絡頂くか「わたらせML」(ML登録者のみ)に返信下さい。
****************************
1.お名前
2.ご所属(会社名・部署など)
3.オプション参加希望 (オプション参加希望者のみ)
  車でお越しの方は事前にお知らせ下さい。車に分乗して渡良瀬遊水池の視察を行ないます。
  お申し込み:谷 雅人 tani@eco-online.org
****************************

連絡先:わたらせ未来基金
     谷 雅人 tani@eco-online.org
     電話:090-6116-3876
主催:わたらせ未来基金
共催:宇都宮大学環境教育松居研究室、アサザ基金

内容:わたらせ未来プロジェクトに関する環境教育授業のデモンストレーション及 び題材に関する検討会。
   わたらせ未来基金・アサザ基金 千野繁氏が以下の題材を利用してデモンストレーションを行ないます。
題材:「池に集まるトンボたち」 時間:20分
目的;トンボを題材として生きものの「体のつくり(生体)」「くらし(生活史)」「すみか(ハビタット)」を学び生きものの立場になって考えることができるようにする。
対象学年:小学校4-5年生
キーワード:ビオトープ、トンボ(シオカラトンボ・オオシオカラトンボ・ギンヤンマ・クロスジギンヤンマ)、すみわけ

導入部:
 みんなビオトープに行った事がある?ビオトープで何か発見があった?
 生きものとか・・・。トンボを見ませんでしたか?
(子どもたちの答え)たくさんいるorあまり見ない
あまり見ない?そう?本当かな?みんな良く見てみてよ。
たくさんいるはずだから。今日授業が終わったら、見に行ってみようね。

 じゃあ、今日はビオトープに来るトンボのお話をしよう。
ビオトープには、実は、みんなが知らないだけで、よく観察してみると、たくさんの種類のトンボがやってきています。
でもたくさんの種類のトンボがひとつの池に来ていたら、ケンカしちゃうよね。でも、トンボは、賢いの。ケンカしないで
仲良くくらす方法を知っているんだよ。
みんなもトンボみたいに賢い?友達とケンカとかしてない?大丈夫?

トンボとお話して、トンボにケンカしない方法を聞いてみようね。トンボとお話出来ないと思っているでしょ?実は出来るんです!今日は、トンボとお話する方法を教えてあげるね。

でも、トンボとお話するためには、トンボのことを良く知らないと分からないよね。今日は、まず、トンボの「体のつくり」、「くらし」、「すみか」この3つの事が分かるとお話ができるようになります。

・・・・・・・つづく

オプション
 「授業レッスン会」の前に渡良瀬湿地帯の見学会を行ないます。

 時間:午前11時~12時45分
 集合場所:東武日光線藤岡駅
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# by watarasem | 2005-02-05 17:00 | 授業レッスン会

足利南高校第3回授業終了!

足利南高校での本年度3回目の授業が2月2日(水)に行われました。
講師
 飯島 博(わたらせ未来基金代表 アサザ基金)
演題:生き物が教えてくれるこれからの世の中
   -渡良瀬川流域で育った君たちが考えることは?-
 内容:渡良瀬川流域は世界の環境問題の発信地!です。昨年1月に足利南高校の生徒の皆さんと一緒に「お宝探しプロジェクト」の学校ビオトープが作られました。それから1年。一緒に設置作業を行った2年生 生物選択者45名の皆さんを対象に5月28日(演題:渡良瀬川流域の価値ー地域NPOなどの活動を中心に 講師:谷 雅人)と10月20日(演題:地域から地球の生物多様性保全へ 講師:安島 美穂氏)の2回特別授業が行なわれました。今回は1年間の締めとして、「わたらせ未来基金」代表の飯島氏が約15分程話をしてもらった後に、生徒とともに渡良瀬川中流域に育った生徒たちと意見交換を中心に行なう予定です。また、前回 生徒から多くの要望があった 環境省発行の本物のレッドリスト「改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物 レッドデータブック」(環境省編)を用意してみてもらいます。

 今回の飯島氏による授業のキーワードは「ピラミッド型社会」「ネットワーク型社会」「コミュニティ」「他者」「多様性」「人格」「可能性」でした。

 ・今までの社会は「ピラミッド型社会」で上から言われたことを下の人が行うというものだった。
 ・これからは「ネットワーク型社会」。地域「コミュニティ」や市民一人一人の「人格」がネットワークをつないで行っていく社会である。中心はない(中心は個々の「人格」である)。
 ・既にインターネットは「ネットワーク型社会」を形成している。
 ・それには「他者」と「コミュニティ」を認め、大切にすること つまり「多様性」こそが重要。
 ・この「多様性」や「他者」を受け入れるということを「生きもの」が教えてくれている。
 ・「人格」によるつながりの「可能性」を探求することは自分自身の「可能性」、地域の「可能性」、社会の「可能性」につながっていく。
 というようなことが話されました。
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(写真:授業風景 中央星教諭 右飯島氏)
 当初は、生徒との意見交流の時間を考えていたのですが、非常に熱心に聞いていたので飯島氏も時間を忘れて話しすぎてしまったようです。

 授業後、環境省編集「改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物 レッドデータブック」全巻、茨城県レッドリスト、中国植物レッドリスト(英語)などを生徒に見てもらいました。これらの本はエコリサーチ㈱、宇都宮大学守山氏、アサザ基金よりお借りしました。どうもありがとうございました。
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(写真:現在のビオトープの様子)
 当日の様子は栃木放送ラジオで放送されます。
放送予定日 2月6日(日)午後3時30分から(10分ほどのコーナー)
番組      日曜 うっかり亭
        *両毛地域の話題を中心に紹介している番組
コーナー   「こんなことがありました」
        *栃木県内で行われたイベントなどを紹介するコーナー
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# by watarasem | 2005-02-03 01:57 | 足利南高校

古河7小5年生のヨシ刈り(渡良瀬湿地帯)無事終了!

1月28日の古河7小5年生によりヨシ刈りが無事終了しました。

 当日は天候に恵まれて、みんな非常にいい汗をかきました。

 わたらせ未来基金(渡良瀬湿地帯・学校ビオトープチーフマネジャー)の内田が最初に今日の学習目的を話した後、針谷さん(旧谷中村遺跡を守る会)、宮内さん(ヨシ業者)に挨拶をいただきました。
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 その後、クラスごとにヨシ原に入って、宮内さんから昔のヨシ刈りの方法と現在の方法を実際にやってもらって説明をしてもらいました。 
鎌を使ったかつてのヨシ刈り(宮内さん)
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バインダーを利用した現代のヨシ刈り
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刈ったヨシをみんなで束にして集めています。
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集めたヨシの束を押し切りを使って切りそろえてます。
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刈り取ったヨシは今後小学校でヨシズに編んだりして環境教育を行っていく予定です。
 当日は、(財)栃木県経営者協会の方4名と栃木県社会福祉協議会福祉部地域福祉課・ボランティア課の竹沢さんがボランティアとしてお手伝い頂きました。
 針谷さん、宮内さん、古河7小の殿塚先生をはじめとした先生方には大変お世話になりました。お礼申し上げます。

 *当日、東京新聞(堀内さん)とRCC(古河ケーブルテレビ)の取材を受けまして31日の東京新聞の掲載されるということです。
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# by watarasem | 2005-01-31 23:45 | 古河第七小学校

栃木女子高校でビオトープ設置が決定!

1月26日
 栃木女子高校で「お宝探しプロジェクト」のビオトープ設置に関する初めての打合会が行われました。

2月22日 土壌採取&ビオトープ原型づくり
3月3日 土壌まきだし作業
という日程でビオトープが設置されます。

このビオトープが設置されますと11校目になります(高校では3校目)。

テニスコート東側の設置予定地で大まかな計測を行いました。栃木女子高校のビオトープでは宇都宮大学環境教育コースの皆さんとも一緒に活動を行っていきます。

(写真 ビオトープ設置予定地にて関係者)
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# by watarasem | 2005-01-26 21:21 | 栃木女子高校

古河7小5年生のヨシ刈り(渡良瀬湿地帯)

日時:1月28日(金)

場所:渡良瀬遊水地 旧谷中村跡地駐車場前
   (北エントランスから)
持ち物・服装:軍手・作業ができる服装・防寒着
 *道具は「わたらせ未来基金」で用意します。

スケジュール
8:00 当日の雨天によって学校が最終判断する。
雨天中止などの場合は学校から「わたらせ未来基金」 スタッフ内田氏に電話連絡。

9:00 「わたらせ未来基金」スタッフ集合。
9:30 古河7小の子どもたちが現地到着予定
9:30 あいさつ
    宮内さん(ヨシ業者) 針谷さん(旧谷中村遺跡を守る会)
    作業説明・・・・・内田
10:00~11:00
    ヨシ刈り作業
11:00~11:30
    閉会と後片付け
    子どもたちは学校に戻る。
    
スタッフは刈り取ったヨシを午後古河7小へ運搬
今後、ヨシズ作りなどを学校の授業で行います。

主催:わたらせ未来基金・古河第七小学校
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# by watarasem | 2005-01-26 19:14 | 日本有数のヨシ原を守ろう